カナダの起業家がアクアポニックスにマイニング熱を利用できないか模索中
仮想通貨のマイニングと言えばPCを利用して電力を消費し、その分の報酬を仮想通貨で得るという仕組みです。
その電力で高速に演算されるマシンからは、暖房設備レベルの熱が発生します。
高圧のとてつもなく大きな電力を消耗して発生する大量の熱を、ただ単純に逃がす(若しくは冷却する)のは勿体無い。
そこでカナダの起業家が、マイニングで発生する多量の熱をアクアポニックスシステムの養殖や水耕栽培に利用できないかと構想を企てているみたいです。
Canadian Entrepreneur Seeks to Recycle Heat Generated by Cryptocurrency Mining https://t.co/ey2lDOACRR #Bitcoin pic.twitter.com/c8XQ27mMjt
— Bitcoin News (@BTCTN) 2018年1月13日
速報:カナダの企業家はProof of Workマイニングにより排出される大量の熱をアクアポニックスシステム(養殖+水耕栽培)に再利用することを模索中。水温をこの熱で管理し、温室にすることで野菜を育てる #ビットコイン #Bitcoin #仮想通貨 #ブロックチェーン #フィンテック $BTC #イーサリアム https://t.co/mbWqpoqfEb
— 墨汁うまい(BlockchainUmai) (@bokujyuumai) 2018年1月13日
マイニングの熱を利用して水族館や温水プールも?
アクアポニックスシステムのみならず、水族館や温水プールを作っても面白いですね。
水換えの要らない浄化技術と、こういった副産物である熱エネルギーを活用すれば続々と新しいエンターテイメントや食糧問題も解決しそうな気がします。
捨てられるはずの物と革新的な技術をどんどん組合せて、新たな収益モデルやビジネスモデルが期待出来そうですね。
【水換えが要らない】海と同じ自浄能力を持つ技術について下記の記事で紹介しています。
実際にマイニングの熱で海水魚(サメ)を飼育しているツワモノが!
気になって調べてみると、実際にマイニングの熱でサメを飼育している人が居る模様です。
世界は広い!と思いきや、これはおもちゃのサメでした。
理屈的では、このように液侵タイプのマイニングマシンで温められた水で熱帯魚の飼育は可能なはずです。
海水魚飼育の場合、マイニングマシンの熱をうまく伝えて利用しなければマシンが錆びそうですが。
分離して熱だけ伝えれば可能ですね。
アクアリウムでは必需品のヒーターを入れる…という一方で、マイニングマシンの熱が出すぎて困ってるわ!
という人が上手くマッチングする事を祈っております。
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